大事な局面に来ると最善手は何だったかを検討します。
分かった人は手を挙げて正解を発表します。
棋譜をとっておくことは非常に強くなるためには大事なことで、自分の棋譜を後で検討すると知らずのうちに棋力はアップしています。
棋譜はプロの命です。
将棋は駒を取ったり取られたり。その時に駒の価値を計算してください。損なことをしていませんか?
銀で相手の歩を取ったけれど、その銀をすぐに相手に取られては大損です。歩を3枚取られても飛車をひとつ取ればおおもうけです。
最初は将棋の駒に慣れてもらいます。
相手から取った駒を常にどこかに使えないかを検討することが大事。取った駒を駒台にいっぱいにしている人が多いようです。駒台の駒を使うともっと楽に勝てるのに。
駒に慣れたら、駒の並べ方。並べ方にも順番があります。先手後手を決めるのもジャンケン以外の決め方があります。
遠山先生からプロが使う将棋の駒を見せていただきました。プロが使う駒は50万、60万円が当たり前だそうです。字に漆を盛っている駒と彫った後に漆を塗りこむ駒があるそうです。後で実際に使わせていただきました。
お金将棋、回り将棋、はさみ将棋などの遊び方があります。
詰将棋コーナーもあります。5手詰め問題の制覇が目標です。
下の写真は、指導対局の時に遠山先生が持参されたプロ仕様の将棋の駒を使って指導が行われました。
最初の遠山先生の挨拶がありました。教室で先生の話を聞くときは姿勢を正して聞くことを守ってくださいということでした。姿勢を正すと集中力が増します。集中力は学ぶ時に一番必要なことです。
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先手は▲2八香、1九歩、手駒に香がひとつ。後手は△1一王、手駒に歩一つだけ。さあ次の一手はどうしますか。詰将棋ではありません。相手の王を確実にとるにはどうすればいいのでしょうか。何人も挑戦したけれど失敗しました。
次の教室まで駒の動かし方を完ぺきに覚えてください。宿題ですよ。
中級クラスは先ずお友達といっぱい対局することです。
先生からポイントが来ると最善手問題が出されます。がんばれ。
講義の後は指導対局/自由対局です。
今日の講義は前回自由対局の時の棋譜を教材にして解説がありました。